第65回日本小児保健協会学術集会

会頭挨拶

会頭 神﨑 晋

第65回日本小児保健協会学術集会
会頭 神﨑 晋
(鳥取大学医学部周産期・小児医学分野 教授)

日本小児保健協会会員の皆様、また小児保健に従事あるいは興味を持っておられる皆様、日々の診療、研究あるいは教育に御活躍の事と存じます。

この度、第65回日本小児保健協会学術集会を、平成30年6月14日(木)から16日(土)まで、鳥取県米子市の米子コンベンションセンター(BiG SHiP)におきまして開催させて頂くことになりました。

近年、若い医師あるいは看護師の小児保健に対する興味がやや薄れ、本協会の会員数も減少傾向にあります。しかしわが国の次世代を担う子どもたちに対する小児保健の重要性は決して薄れていないと確信しております。いじめ、在宅医療、インターネットの子どもに対する影響など、時代とともに小児保健の新しい課題が常に生まれてきております。

今回の学術集会におきましては、一般演題に加え、特別講演を「子育て王国とっとり」を標榜して、小児の健全な育成を重要課題として取り組んでおられる平井伸治鳥取県知事に基調講演をお願いしております。また移行期医療、不登校、ICTなどのシンポジウム、教育講演、ランチョンセミナーを予定致しております。

米子市は鳥取県最西部の日本海と中海に面した小都市です。このため、例年の本学術集会に比べて、交通の面で御不自由をお掛けすることをお詫び申し上げます(最寄りの空港は米子鬼太郎空港です)。しかし、周辺には大山、隠岐、松江(宍道湖)、鬼太郎ロード、あるいは外国人が選ぶ日本庭園の最上位に常にランクされる足立美術館なども御座います。お世話をさせて頂く鳥取大学小児科一同、温かい親しみのある学術集会に致したいと思っております。6月に米子市でお会いすることを楽しみに致しております。多くの皆様の御参加を祈念致し、挨拶とさせて頂きます。

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